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(5-1)ミラノ~ガッララーテ [2016初秋 ミラノ(ロンバルディア)の旅]

9/25(日)

 早くも今日が最後の観光日となりました。明日は長い飛行機の旅が控えています。この日は比較的軽めの行程にしたので、気が緩んでいたのかもしれません 。

朝食を済ませ未訪問のミラノ近代美術館(メトロのPalestro駅近く)へ。Palestroの行き方はCentorale FsからDuomo経由とLima経由とがあります。Duomo方面は混むから避けようと初めは考えていましたが、ホテルそばから地下道を降りてメトロへ行くと、Duomo方面への改札がすぐにあり、「まあいいか」と、切符を買って電車に乗り込みました。この時点でお財布をポシェットに入れたのを見られていたようです。入口ドア付近が混んでいたので、奥へ行こうとしたら、前の若い女がよけてくれず、自分のリュックを前に私を押し戻します。「変だな!」と思ったその時ポシェットが引っ張られたのを感じて、私の周りがスリの集団(多分女3人)だと気が付きました。同時に次の駅についてドアが開き、女たちはさ~っと降りて居なくなり、ポシェットのファスナーが開いて、財布がなくなっているのに気が付きました。この間数秒、彼女たちの後ろ姿が3Mほどの改札の前(人で詰まっていた)に見えました。「マイ ウォーレット ストールン!!」慌てて私も降りようとしたその時、女が振り返りざま、私の足元に向けて、お財布を投げて寄こしたのです。「え~っ!!」改札は詰まっているし、追いつかれて騒がれたら逃げ場がなかったし、私を押し戻した女の顔も見られています。お財布を拾って、中身を確かめ(キャッシュもカードも無事)てるうちに、ドアが閉まり発車・・・しばらく胸の動悸が収まりませんでした。リュックのファスナーも開けられていたので、点検していましたら、前に座っていた人が「リュックは狙われるから財布は入れたらだめだよ」とかいろいろ注意してくれました。スリ集団に囲まれたときに注意してほしかったわ(汗)

 被害がなかったとはいえ、自分の緩さ加減には大いに反省しつつPalestro駅から地上へ。そういえば海外旅行中にスリにあったのは17年前のミラノ中央駅ででした。それ以来ということになります。

☆ミラノ近代美術館GALLERIA D'ARTE MODERNA  1865年に創設されたときはスフォルツェスコ城でしたが、1921年に現在のヴィラ・レアーレ(Villa Reale)に移動。主に19世紀アートのコレクションを展示しています。

↓広壮なヴィラの美術館はネオ・クラシック様式。道路を隔てて向かい側に大きな公園、ヴィラの裏側にも緑の庭園の広がる環境にあります。カメラOK。チケットは5€でしたが、4:30Pm(火は2:30pm)からは無料です。月休。

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 ミラノには有名な美術館や教会が多く、ここを訪れる観光客はほとんどいませんし、日曜日はファミリーで過ごすためでしょうか、地元の方も数えるほどでした。コレクションで有名なのはセガンティーニとモランディくらいで、貸出されて観られないものもいくつかありました。セガンティーニはミラノのブレラ美術学校で学びましたから、さすがに大作2点が並んでいます。

↓ジョヴァンニ・セガンティーニ「生命の天使 Angelo della vita」(1894)  276×217 三股になった樹幹に我が子を抱く母が描かれています。図像学上の主題である「枯れ木の聖母」との関連があるようです。

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↓セガンティーニのサイン 

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もう一点は↓「異教の女神 Dea Pagana」(1894-97)220×144 撮影に失敗しましたのでNETから拝借。画家が晩年好んだ絵画的寓話の一つ。実物のほうが赤い色が強かったような・・・。

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 帰国して気が付いたのですが、実はセガンティーニの主要な作品がもう一点あったのです。見逃したのか貸出されていたのか?それはイタリア美術史上最初の象徴派展(1891)に出品された「二つの母性」です。再訪できるでしょうか・・・。

イタリアの19世紀美術はについては注目度はかなり低く、詳しくもありません。新古典主義から印象派、象徴主義までの有名どころはフランス、ドイツ、オーストリアなどに多いのも一因かもしれません。したがって、ミラノ近代美術館の広い館内を占めるほとんどの作品は初めて目にするものが多数でした。

↓Giovanni Sottocornola「娘のアニータ」

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↓作者不明ですが「ロメオとジュリエット」アイエツを想わせロマンティック

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↓Giuseppe de Nittis「ポジリッポの夕食」イタリア人の画家ですが、38歳の若さでフランスで亡くなっています。ルノアールやドガの影響大。

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↓展示室の途中に豪華なサロン

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↓ウンベルト・ボッチョーニ「シニョーラ・カサノヴァ」1911-1916 

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↓モランディの静物Natura morta3点。いずれも対象となる静物は空間に溶け込みそう。絞り込まれ、洗練された色彩の妙。モランディ後半期の作品。

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 美術館を出てみますと、自動車のエンジン音が響き、続々発車するクラシックカーに見物人が集まっています。私はあまり興味はないのですが、玩具のミニカー・コレクションに熱心な孫息子のためにパチリ。

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 ミラノ中央駅に戻り、構内でサンドイッチを買い、車内で簡単ランチ。この日の主要な目的地アルサゴ・セプリオへはバスの便が悪く、Gallarateガッララーテからタクシーで回ることにしました。

ミラノ13:29→ガッララーテ14:01 (片道4.8€)

 旅の前にGoogle earthのストリート・ビューで確認したところ、駅前にはタクシーが何台も並んでいたのですが・・・やはり、日曜日なのでゼロ。 タクシー乗り場の表示のところに電話のマークのスタンドを発見。受話器が付いていたので「タクシー、ぺルファボーレ」と言ってみましたが、返答無し。数分待ったところで、タクシーは現れず、近くのバールからでも呼んでもらおうと、歩き始めたところにやって来ました。

続きます~。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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