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(1-2)木之本 [2016秋 湖北と明治村の旅]

~続きです。

 徒歩では30分ほどの距離にある黒田観音堂へはタクシーで数分です。途中戦国時代の軍師黒田官兵衛の先祖黒田家発祥地といわれる墓所を通過しました。町を抜けると賤ケ岳の裾野にのどかな観音の里が広がっています。

↓余呉川に架かる橋。黒田観音堂は正式には霊応山観音寺と案内板にありました。

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 橋を渡ると少し小高いところに☆黒田観音堂。お堂の右に庫裏が建っていますが、無人のようです。連絡すると管理人さんがまもなく現れました。住職が居ないので、村落の人たちで持ち回りで管理しているそうです。写真右に柚子の木。

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↓ 屋根は保護のため茅葺の上にスレート板で覆われています。

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↓正面の扉を開けると狭い堂内奥の厨子に「千手観音菩薩像」が祀られています。奈良や京都の観光寺院では経験できない身近に近寄って拝観できる親密さが嬉しい限りでした。画像は撮影禁止のためNETから拝借しました。身長199センチ、蓮台を含めると3メートルの檜1本彫り。切れ長の眼は厳しくもきりっと印象的。左右十八の御手を持つ上半身は量感豊か。両膝の渦文の表現から平安時代の初期の作と考えられています。奈良時代の名僧行基が自分で彫り、お堂を建立したとも伝えられています。

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↓御朱印も用意されていますが、参拝日は印鑑なのです。こういうところは奈良や京都とは違います。

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 ↓黒田観音堂を右手に余呉川に沿って行きます。夏の夜は蛍が飛び交うという川堤に

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↓芒の揺れる小道と遠くに見える賤ケ岳。童謡の「静かぁな、静かな里の秋~♪」の世界です。

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↓ 昔は糸とりが盛んだったという部落の狭い道を抜けて、伊香具神社に寄りました。

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☆伊香具神社創建白鳳時代られ、「羽衣伝説」の舞台でもある古社とのこと。しかし賤ケ岳の合戦(1583)で本殿や主要な宝物も焼失してしまいました。正面の鳥居は両翼を広げた水辺に面した形をとり、かってはこのあたりまで琵琶湖の入り江であったと推察されています。背後には山が迫り、森林の中の境内は静寂そのものでした。

↓狛犬さんたち

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↓ 見晴らしの良いという賤ケ岳(422m)のリフト乗り場を過ぎて、左下に小学校の見える道路の脇に☆大音千手堂が見えました。

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↓苔むした石段のうえに小さな観音堂。

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 到着した旨タクシーの運転手さんが電話すると、まもなく小学生の男の子を連れたお母さんの管理人さんがやってきました。正式には「明音山千手堂」というこの観音堂の由来はなかなか立派なものです。弘法大師が作られた十一面観音像が本尊で、山岳峻難の地を切り開いて堂宇を建立されました。かっては霊場として栄えたのですが、やはり賤ケ岳の戦いのため堂宇はことごとく焼失。ご本尊を守るために川に沈めたのですが、行方不明になったため若狭から購入した十一面観音像を本尊にしています。本尊はその後発見され他所に移された模様。写真は許可されました。

↓御身体は黒く全体に量感豊か、先程拝観した黒田の観音様と同じく切れ長の眼。ふっくらとした顔に赤い唇が個性的です。ここもごく近くまでにじり寄っての拝観が可能です。

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小学4年という男の子もきちんと正座して、ラジカセから流れるお堂の説明を聴くのがほほえましく、この里に流れる観音信仰の篤さが伺えました。タクシーの運転手さんも地元の方で、昔の人は木彫りの観音様を玩具として、水に浮かべたりして遊んだそうです。

↓御朱印

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 3時過ぎになり、宿に戻りました(タクシー代は約5000円)。ところが、3時は普通はチェックインの時間ですから当然開いているはずなのに、まだ閉まっています「ありえない!」と怒りながらジリジリ・・・。タクシーの運転手さんが連絡してくれて、ようやくご主人のお母さんらしい耳の遠いおばあさんが現れて、扉を開けてくれました。やれやれ[冷や汗2]と、案内された2階の和室に荷物を置き、木ノ本の散策に出かけました。

↓地蔵院への道

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↓地蔵院の前の通りは「北国街道」で「木之本宿」のあったところです。

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☆木之本地蔵院 開山は奈良時代という古い歴史があり、ご本尊のお地蔵さまは秘仏として扱われ、30年に一度しか拝観できません。今年の8月はその御開帳だったようです。

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↓ご本尊のお地蔵様の真下は地下空間の「ご戒壇巡り」になっています。若いカップルが入っていったので、説明もよく読まないで続いて入ったところ。真っ暗闇~!!前に入った人たちの小声も聞こえなくなり、戻ろうと振り返っても漆黒の闇・・・「ひえ~っ!!」壁を伝わりながらようやく出口に到達。これほどパーフェクトな暗闇は経験したことがありません。外に出たら前にいたカップルに出会って、思わず「一人だから怖かったわ~!」「それは・・・コワイワ」と絶句&同情されました。

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↓北国街道の造り酒屋さん「富田酒造」。近江の地酒「七本槍」の蔵元として有名です。

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↓酒倉

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↓宿の近くの和菓子屋。明日のおやつにでっち羊羹など購入

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↓ 宿に帰りお風呂に入って、夕食。近江牛のしゃぶしゃぶ、鮒の子まぶしなど。ちゃんとした料理人の手が入っていない切って並べただけという内容。

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 隣室のテレビの音が夜中まで聞こえて、睡眠不足・・・。チェックインの時間、料金に見合わないお料理など、いろいろと問題のある旅館でした。

 

 

 

 

 

 

 


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