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(5-2&6.7)チューリヒ(ベルン)&帰国 [2017冬の旅(パリとチューリッヒ)]

~続きです。

 博物館で2時間余り見学した後は旧市街に戻りベルン大聖堂 へ。

↓橋から大聖堂の眺め

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↓カジノから右折 

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☆ベルン大聖堂(1421年建立) 高さ100メートルのゴシックの塔が聳える威容を誇っています

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↓堂内で観たかったのは「死の舞踏」のステンドグラスです。色彩豊かなステンドグラスに描かれたTOTTENTANZ。テーマは暗いものの死と隣り合わせの人生模様は哀しくもあり、滑稽でもあり、そして美しい調べ・・・楽器を持つ骸骨(死の使者)たち。サンサーンスの「ダンスマカーブル」を聴きながら https://www.youtube.com/watch?v=YyknBTm_YyM

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 遅くなった昼食は時計塔の近くで。ハーフサイズの牛肉とポロネギたっぷりのRosri Vaudois という郷土料理と小さめランチビール。熱々で美味しかったです。

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ベルン15:32→チューリヒ16:28

 ホテルに戻ると廊下にミカンが山盛り置かれていました。果物を買う暇もなかったのでグッドサービス!早速ビタミンCの補給後、着替えて今夕のコンサートへ。

♪~Rossini    18:00開演
3. Philharmonisches Konzert / 2. La Scintilla-Konzert


Riccardo Minasi, Dirigent
Franco Fagioli, Countertenor
Orchestra La Scintilla


GIOACHINO ROSSINI
Arien und Instrumentalstücke aus den Opern «Elisabetta, Regina d‘Inghilterra», «Demetrio e Polibio», «Le siège de Corinthe», «Semiramide», «Matilde di Shabran» und «Eduardo e Cristina»

チケットOK 95CHF 

 ファッジョーリは現在最も活躍するカウンターテナーのひとりですが、2014.6のザルツブルクでのコンサートで初めて生の演奏を聴いて以来2回目です。オペラでの演技力も定評があり、昨秋パリのオペラシーズン開幕の『エリオガバロ 』も大層評判になりました。チケットは手配していたのですが、事情があり遠征できませんでしたので、今回はリベンジです。ファッジョーリのロッシーニはザルツブルクでも経験していましたが、前回は正直、それほどの感銘は受けなかったのですが(モーツアルトのほうが好みでした)、昨年発売されたCDを聞いているうちに、むらむらと(笑)この日のチケットをゲット。5泊7日の旅程にも収まりラッキーでした。席は2階の中央左手の前列。予想通り、小ぶりのチューリッヒ歌劇場でのロッシーニのアリアは格別でした。プログラムは『イギリスの女王エリザベッタ』の前奏曲から始まり『湖上の女』『タンクレディ』『セミラーミデ』の珠玉のアリアの数々。ロッシーニの華やかな旋律と技巧を見事に表現できるファジョーリ。そのパフォーマンスとともにロッシーニのズボン役を担おうとするチャレンジ精神にも感銘を受けました。最後は観客全員のスタンディングオーベーションの大喝采!!私の記憶ではこれほど熱烈なファン群はあまり見かけたことがありません…もちろん私も立ち上がり拍手。そのせいか写真を失敗(言い訳かな)

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 熱いファンにも謙虚に応え、アンコールも声が枯れるほどサービスしてくれました。最後に劇場から?指揮者のMinasiとともに花束の贈呈があったのですが、如才なく女性団員たちに配る指揮者のそばでウロウロするファッジョーリがかわゆい~笑。↓ファジョーリのHPからですが、写真を拝借。

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実はこの日は私の74歳の誕生日でした。一人ぼっちのバースディなので、帰途ホテル近くのブッフェレストランtibitsでテイクアウト(量り売り)。仕切りのある容器に野菜主体のチョイスで、13CHF(1500円くらい)。物価高のスイスでは味もまあまあで人気店です。

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1/30 (月)チューリッヒ15:20→パリCDG16:40/19:00→

↓ 昨日の朝は簡単なほうの朝食メニューで済ませたのですが、今日が今回の旅の最後ですから奮発して豪華版。

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 チェックアウトの正午まで部屋で過ごし、タクシーで空港へ。空港で軽くランチをとり、パリ経由で帰国しました。飛行機は空手の世界選手権大会の帰りという選手さんたちも搭乗して満席でした。

1/31(火)→羽田14:55/16:30→札幌18:05 

↓ 札幌駅の地下で札幌ラーメンを食べてから帰宅。

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↓ 1週間の留守のお詫びに 買ってきた定番お土産のKUSUMIの紅茶にラデュレのマカロンのおやつ。

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 長年使用のヘアードライヤーがついに壊れてしまって、初日から使えなくなったり、パリのメトロのドアにぶつかったりのアクシデントはありましたが 、なんとか大過なく旅も終わりました。短い旅だからと気が緩んでいるのでしょうか、なかなかブログに手が付かないままに2か月も過ぎて、次回の遠征も近づきつつあります。春休みでやってきた孫たちとの楽しい日々も始まりました。孫たちの成長の早さに自分の老いを重ねて、移ろいゆく時間がいとおしく・・・改めて一日一日を大事に過ごしたいと思うようになりました。(終)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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(5-1)チューリッヒ(ベルン) [2017冬の旅(パリとチューリッヒ)]

1/29(日)Zurich HBF10:02→Bern10:58

 今日は実質旅の最終日です。夕方からはコンサートなので、オペラに比べると軽い~と、列車で遠出をすることしました。しかし、スイスは狭い国でかつ交通が発達しています。1時間もかからずにベルンに到着しました。ベルンは5年前スイス・ロマネスクを巡ったときに立ち寄ったことがあり、ベルン美術館とパウル・クレー・センターは見学済みです。今回は中世のコレクションと開催中の「死の舞踏展」を目的にベルン歴史博物館訪れました。

↓チューリッヒ中央駅構内  ベルンまでのICは30分おきに出発します。自販機で切符を購入しましたが、往復約12000円!スイスフランの換算レートは私の旅の中では過去最高で、5年前の3割増し(涙)

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↓ベルン中央駅から旧市街へ

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↓スイスの古都ベルンの旧市街は世界遺産にも登録されています。メインのマルクト通りへはアーケードが連なるショッピング街になっています

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↓16世紀の彫像の立つ噴水がいくつか。

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↓日曜日でほとんどのお店は閉まっています。ケーキ屋さんのショーウィンドゥにベルンの熊さんタルト。 

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 観光のオフシーズンですが、中国人のファミリーの姿もちらほら。

↓時計台の広場付近の建物。屋根に雪がうっすらと見えますが、チューリッヒもベルンも雪はほとんど積もっていません。札幌と同じような北国の都市のように思っていましたが、降雪量は比較にならないくらい少ないようです。

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↓時計塔の広場から右折して、アーレ川のほうへ。

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↓食べ物屋さんが並ぶ界隈です 。帰途、この通りでランチしました。

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↓突き当りは連邦議会議事堂。Bundeshaus広場は子供たちのアイススケート 場になっていて、賑わっています。

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↓議事堂の横からアーレ川を眺められるテラスに出ます。西側(右)と

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↓東側(左)にこれから訪れる博物館が見えました。 

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↓橋を渡って正面がベルン歴史博物館です。

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↓中世の古城のような趣のある建物の門には狛犬ならぬ熊さん像が鎮座。 

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☆ベルン歴史博物館(初) 

↓門からのアプローチ

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チケットは高額です。アインシュタイン博物館も併設されていて、全部見ると2800円!(結局はアインシュタインはパスしたので勿体なかった 涙)荷物はすべてコインロッカーに入れるように言われたのですが、小銭が足りなくて困っていたら、地元の方らしいマダムが恵んでくれました(感謝!)。なお、カメラはフラッシュ無しでOKでした。

 まずは地下の中世部門から 。ベルンは中世の街として12世紀ごろから発展したのですが、ロマネスク関連のものは少ないです。

↓ 壁龕に刻まれたイエス像と柱頭彫刻(詳しいことは不明)

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↓思いがけずメロヴィング朝美術(ランゴバルド)の逸品に出会いました!楯の飾り金具。右は馬上の騎士、左は振り返る犬(または獅子)7世紀。青銅薄板に打刻し鍍金。19世紀に北イタリアのスタビオ近郊のランゴバルド族の墓から出土。騎士で10センチほどの小さなものですが、「おおっ!」と思わず声があがるほどのオーラを発して、ランゴバルド好きな私を呼んでいました(笑)。

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何処かで観たことがあると思ったら参考書『民族大移動期のヨーロッパ美術』の表紙を飾っていたものだったのです。

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↓しつこいようですが絵葉書です。

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 ↓ほかにもブロンズのバックル「獅子の穴のダニエル」6世紀中ごろや装飾品など。

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 そして、特別展の「死の舞踏展」へ。

↓ベルンの画家 Niklaus Manuel(1484~1530)の肖像画。説明によるとグラフィックアーティスト、作家、傭兵、政治家でもあったという今でいうマルチな才能の持ち主でした。中世から近世への過渡期において最も目立つスイス人のひとりとされています。

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 15世紀の終わりから16世紀にかけてのヨーロッパ世界はニュー・メディア(印刷)、アメリカ新大陸の発見など、新しい知性や思想が生まれた時代 でした。この時代のスイスを代表するニクラウス・マニュエルの傭兵から国民としての、またはアーティストから聖像破壊者としての軌跡を彼の人生や仕事を通して振り返るという展覧会のようです。スイスの歴史や地理的な立場など詳しくは知りませんが、現在のスイスの基礎となった時代を愛や暴力、死のエッセンスをちりばめた絵画、素描、木版、本など、ニクラウス・マニュエと彼の影響を受けた作品が展示されていました。テーマである「死の舞踏/TOTENTANZ(ドイツ語)」の壁画や絵画はフランスやドイツの教会や日本での特別展で観る機会はありましたが、このような視点からの展覧会は初めてでした。でも、英訳はあったものの言葉の壁は厚く、未消化のまま終わってしまいました・・・。

↓ ニクラウス・マニュエル派の「TOTENTANZ」背景がスイスらしいですね。

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↓同展の本 

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↓この絵本はベルンの熊さんの伝説 を描いたもの

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↓日本の展示室もあり、畳の部屋や

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↓根付のコレクションも 

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↓2階のホールからの旧市街方面の眺め

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続きます~。 

 

 

 

 


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