So-net無料ブログ作成
2017初秋 道東岬8景巡りの旅 ブログトップ

(3)釧路~札幌 [2017初秋 道東岬8景巡りの旅]

9/26(火)釧路8:00→シレバ岬10:00→涙岬11:00→琵琶瀬展望台12:00→釧路14:00→札幌19:00


 朝6時ごろ目を覚まし、カーテンを開けるとそこは深い霧・・・さすがに釧路です。朝食を済ませている間に晴れてきましたが、幣舞橋の近くは最後まで霧がかかっていました。雲一つない晴天に恵まれ、素晴らしい景観に出会えた最終日でした。


先ずは昨日通った根釧道路を戻り、途中から南へ。このあたりになると人家も途絶え、細い楢の白い幹が目立つ森林地帯になり、まもなく第7札所シレバ岬へ。漢字で書くと尻羽岬です。北海道はアイヌ語からきた地名が多いので、それに合わせた漢字を当てはめています。道産子でも読めない地名が多いのですが、開拓前からの歴史を伺わせ、北の情緒も感じさせて、良いものです。


↓バスの駐車場からは徒歩10分ほど。北方向に厚岸湾


DSC_0880.JPG


DSC_0882.JPG


↓岬の突端に到着。東方向に大黒島が見えました。


DSC_0883.JPG


↓南側は青く輝く太平洋の眺め


DSC_0885.JPG


DSC_0890.JPG


道東の岬のなかでも秘境として知られているシレバ岬ですが、青々と広がる太平洋を前にして、北海道の大地に立っている実感に満たされました。道端に咲く野の花も秋の終わりを告げているようです。


IMG_0971.JPG


DSC_0893.JPG


 岬巡りも終わりに近づきました。第8札所の涙岬までは厚岸港を経由、バスの駐車場から展望台まで徒歩数分。

↓涙岬の名前の由来にもなった伝説の説明板


DSC_0894.JPG


↓向こう側の岩が乙女の横顔らしいです。


DSC_0895.JPG

↓より近づくと下の岩盤が洞門状になっています。


DSC_0898.JPG


↓乙女岩と反対方向に立岩。悲恋伝説とはいえ哀しいほど美しい蒼い海。。。


DSC_0899.JPG


帰途は厚岸のコンキリエという道の駅に寄りおやつタイム。おやつといっても私は蒸し牡蠣にしました。でもレモンが付いてないので味はいまいち・・・。売店ではレモンを置いてないそうです。厚岸ではレモン無しが普通の食べ方なのですか~?


IMG_0972.JPG


↓琵琶瀬展望台からの霧多布湿原の眺め。


DSC_0903.JPG


↓反対側は浜中町です。


DSC_0904.JPG


ここを最後に釧路に戻りました。昼食は和商市場でフリーになりました。以前TVで観たことがあった市場での自分で選べる海鮮丼にしました。システムはちょっと複雑です。始めに丼にご飯を購入してから、魚屋さんで並んでいるネタから好みのものを選びます。市場の片隅にベンチとテーブルが並んでいて、そこで食べましたが下のネタで1600円くらい。一番安いサンマの刺身が一番美味でした。


IMG_0973.JPG


買い物タイムでは瓶詰のいくら、塩雲丹、鮭、鰊やほっけの干物などお土産に購入。市場内のお魚を見て歩きましたが、ここに住みたいなと思ったほど新鮮な魚介類が多く並んでいました。


 釧路からは十勝地方を横断して札幌までひた走り、到着予定の7時頃には無事札幌駅前へ。

8か所の岬は初めて訪れるところばかりで、出発前は似た処が多いのかしら?との懸念がありましたが、それぞれが風情のある眺めで、北海道らしい荒々しさも魅力の岬巡りでした。(終)


追記:ykさまお勧めの河崎秋子『颶風の王』を旅から戻ってからキンドルで読みました。2日目に訪れた根室の花咲岬と落石岬のほぼ中間の沖合2.5Kに浮かぶ無人島のユルリ島が舞台になっています。野生の馬がこの島に取り残された経緯については小説とは多少違っているようですが、写真家のHPで現在の野生馬の姿を確認することができます。http://okadaatsushi.com/yururi_island.html


nice!(0)  コメント(4) 
共通テーマ:旅行

(2)斜里~釧路 [2017初秋 道東岬8景巡りの旅]

9/25(月)斜里7:30→トドワラ9:30→道の駅スワン12:00→納沙布岬(昼食)13:30→花咲岬15:00→落石岬16:00→霧多布岬17:00→釧路19:00 

釧路プリンスホテル1泊


 7時半の出発なので、6時半の朝食室がオープンと同時にブッフェ式の朝ごはんをいただきました。この日は昨日よりやや寒く曇り空でしたが、ほぼ12時間の強行軍でした。


斜里から知床半島の付け根を横切る根北道路を走ります。↓車窓からの斜里岳


IMG_0923.JPG


 標茶町から野付半島へ。オホーツク海に細く伸びた28Kの砂嘴と呼ばれる半島にはラムサール条約に登録された貴重な自然が残されています。カラマツの白い幹が美しい原「カラワラ」に見とれていましたら、

↓鹿の親子が野付湾を渡って行きました。バスの車窓から慌てて携帯で撮りました。


IMG_0941.JPG


IMG_0942.JPG


「カラワラ」を過ぎると、野付半島で一番有名なトドマツの原「トドワラ」に近いネイチャーセンターに到着。片道1.3Kなので歩けない方はトラクターで。私は勿論歩きました。

「トドワラ」は江戸時代の中頃まで、トドマツ・エゾマツ・ハンノキ・カシワなどの樹種から成る原生林がありました。しかし年々半島周辺が地盤沈下し、それに伴い海水が浸入、立ち枯れの森となりました。

その荒々しくも滅びの美はこの世の果てとも思わせると聞いていました。しかし、昨年の道東を襲った台風で枯れ木はほとんど洪水に流されてしまったのです。ですからもう少し早く来ればよかったと後悔しつつ、


↓芒の原の細い道を自分のペースで、のんびり歩きました。


DSC_0832.JPG


花の季節は終わっていますが、ところどころに健気に咲く野の花

↓つりがねにんじん


DSC_0834.JPG


↓はまふうろ


DSC_0835.JPG


↓ノコギリソウ


DSC_0837.JPG


↓芒と枯れ木


DSC_0838.JPG


DSC_0841.JPG


↓並行して走るやや広い道はトラクター用です


DSC_0840.JPG


ようやく、「トドワラ」が見えてきました。


DSC_0843.JPG


↓湿地の上を歩くための木道


DSC_0846.JPG


↓残っているのはほんの少しですが、特異な風景です。


DSC_0847.JPG


DSC_0848.JPG


↓ 厳しい自然環境の野付半島は浸食が進み、将来は消える運命にあるそうです。


DSC_0844.JPG


その風景を目に焼き付けて、元の道を駆けるように急いで戻りました。

DSC_0849.JPG


 バスの中からですが、丹頂鶴やアッケシソウの群生地も眺めながら道の駅スワンへ。


↓風連湖


IMG_0943.JPG


根室の街を通り抜け、岬巡り第3番札所の納沙布岬へ。お土産屋さんも兼ねた食堂で幕の内弁当と鉄砲汁の昼食。生憎の曇天で近くに見えるはずの北方領土ははっきりしませんでした。

↓沖縄返還の後、沖縄から北方領土の返還を祈って運ばれた「祈りの火」です。


IMG_0945.JPG


余談ですが友人のおじいさまが国後島で終戦になってからのソ連との戦闘時に、自害されています。彼女から連絡があり、NHKでの特集を8月に観たばかりでした。犠牲になった人々の供養と故郷を失った人々への想いを胸に海に向かって合掌。


IMG_0954.JPG


 次は岬巡り第4番札所の花咲岬へ。ここには車石と呼ばれる国の天然記念物があります。


↓花咲岬の灯台へ。


IMG_0957.JPG


IMG_0958.JPG


IMG_0960.JPG


↓波が荒くてびっくり!背後の車石を撮るのを忘れてしまいました。


IMG_0962.JPG


↓カモメの群れが飛ぶ


IMG_0965.JPG


そして、鹿を横目で見ながら


DSC_0852.JPG


DSC_0865.JPG


↓岬巡り第5番札所の落石岬


DSC_0853.JPG


ここも片道1K以上はあり、木道は平らでなく細い丸太を組んだものなので、非常に歩きにくく、しかも、ところどころ朽ちてしまっていて危険!


DSC_0854.JPGDSC_0855.JPG


↓林を抜けてもまだ続きます


DSC_0856.JPG

↓ようやく灯台です


DSC_0857.JPG


↓ 崖の下は太平洋の荒波


DSC_0858.JPG


↓付近には枯れた草原や木々の幻想的な風景でが広がっています。


DSC_0860.JPG


DSC_0861.JPG


帰途は丸太道に慣れて、ぴょんぴょん飛ぶように走って戻りました。


今日の最後の岬巡りは霧多布岬(第6番札所)ですが夕闇が迫り、霧雨も少々という生憎のシチェーションですが、↓霧多布灯台の光が遠くに見えました。


DSC_0874.JPG


DSC_0876.JPG


そして、今夜の宿泊地釧路へ。釧路の街が大都会に見えました。部屋に入ってのんびりする暇もなく、ホテルのレストランへ。ブッフェスタイルの夕食でいろいろいただきましたが、食べすぎ~!

そして、歩きすぎ~!万歩計/18780歩 13.3K 












タグ:野付半島
nice!(1)  コメント(4) 
共通テーマ:旅行

(1)札幌~斜里 [2017初秋 道東岬8景巡りの旅]


 家人の体調を考慮しながらの旅といえば、やはり近場の北海道ということになります。道産子ですが、まだ訪れていないところは多く、今回はたまたま目に留まった某社のバスツアーに惹かれて、参加することになりました。道東といっても定番の知床や阿寒方面は足を踏み入れません。秘境といってもよいほどの道なき道を行く岬も含めて8か所を巡りました。2泊3日のバスツアーはトイレ付で安心ですし、シングルでも41,900円というお得感たっぷり。2週間ほど前の申し込みではやはりキャンセル待ちでしたが、なんとか空きが出てラッキー~!


MAP



9/24(日)札幌駅7:30→サロマ湖12:30→キムネアップ岬13:30→能取湖14:30→小清水原生花園15:30→斜里17:00   ルートイン・グランディア知床斜里駅前ホテル1泊


 自分でも驚くほどの「てるてる坊主」の天気女は今回もばっちり!です。前夜は雷鳴とどろく雨の天気でしたが、朝を迎えると、それが嘘のような晴天。気温もこの時期にしては温かな旅日和です。札幌駅の集合が7:20なので、少し早めに行って、構内の駅弁屋さんで昼ごはんを調達。サロマ湖までランチをとる暇がなく各自持参(または弁当の予約)でした。北海道をほぼ横断のルートですから、途中2回ほどのドライブインでのトイレ休憩をとって、遠軽近くまでは高速道路を突っ走り、サロマ湖まではほぼ5時間かかりました。


↓サロマ湖とオホーツク海の境界にある砂洲の上に龍宮台と呼ばれる展望台があります。境界がはっきり写りませんでしたが、左がオホーツク海、山の見える方はサロマ湖です。


DSC_0806.JPG


IMG_0916.JPG


DSC_0805.JPG


↓サロマ湖の歌碑 


DSC_0804.JPG


 読めませんでしたので帰宅後検索してみました。1921年に文豪大町桂月がここを訪れたとき詠ったもの。歌詞にもあるように龍宮へ到るかと疑い云々とあるように「龍宮台」と命名したのは桂月とされています。

「奇花異草接天空 馬跡輪痕川字通 百里狭洲波浪裡 恍然疑是到龍宮」 猿間湖作桂月


↓サロマ湖に浮かぶ船は牡蠣漁でしょうか。


DSC_0810.JPG


↓岬巡りの一番札所(笑)キムアネップ岬サロマ湖の眺め。


DSC_0811.JPG


↓能取湖


IMG_0918.JPG


↓岬巡り2番札所能取岬


DSC_0812.JPG


DSC_0816.JPG


↓能取岬からはオホーツク海の眺め


DSC_0815.JPG


↓海の反対側には網走市営美岬牧場


DSC_0819.JPG


↓小清水原生花園に寄りましたが、9月末なので花はすでに終了。赤く見えるのはハマナスの実です。


DSC_0821.JPG


DSC_0822.JPG


DSC_0823.JPG


DSC_0827.JPG


IMG_0921.JPG


↓道東は陽の落ちるのが日本で一番早いのです。


DSC_0824.JPG


今夜の宿泊地、斜里駅前のホテルに到着。夕食は1時間後にバスで数分のレストランで。寿司、てんぷら、茶わん蒸し、黒ガレイ(身が厚くて旨い!)の煮つけなどいただきました。


久しぶりの団体行動で疲れ果て、10時前には就寝。万歩計/8700歩 6.1K。












nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行
2017初秋 道東岬8景巡りの旅 ブログトップ